贈る人が減っている今こそお歳暮を
最近ではお歳暮を贈る人も少なくなってきました。親の代まではお歳暮のやりとりがあったのだけれど、今ではそのやりとりも途絶えてしまったという方も多いのではないでしょうか。実は贈る人が少なくなるのに反比例してもらう人の喜びは増してきています。日頃の感謝の気持ちを込めて贈るにしても、好感度アップを狙って贈るにしても、仕事関係も親戚関係も横のつながりが濃い部分がありますので品物選びは慎重にしましょう。
一番無難なのは形に残らない食品や飲料を贈ることですが、そこに食品賞受賞の実績があるのとないのとでは雲泥の差があります。お歳暮で一番いけないのは凝りすぎて贈る相手の好みや家族構成を無視してしまうことなので、相手の好みなどを知らない場合にも受賞歴は喜ばれる品物選びの手助けになります。有名なのは内閣総理大臣賞や農林水産大臣賞、厚生労働大臣賞といった賞で、さらに全国菓子大博覧会といったまさにお菓子のオリンピックでの大賞受賞など様々な実績を持つ食品があるので品物を選ぶときの一つの基準にしておくといいでしょう。
せっかく贈るなら相手の喜ぶものを贈りたいという気持ちも大切ですが、それ以前に困らせるものを贈ってしまわないように気をつけたいですね。
お歳暮を贈る相手とは
お歳暮とは年の暮れに、1年間お世話になった感謝の気持ちを込めて贈るギフトの事です。
毎日ありがとう、感謝していますという言葉を発する機会は少ないでしょう。社会人になりビジネスとして付き合う間柄なら尚更です。日本古来より新しい年を迎える事は大変おめでたい事であり、神事でもあります。1つの区切りでもあるこの季節に、親戚始め会社関係の方、特に目上の人に対して贈られるのがお歳暮です。
ひと昔前に比べて人間関係が希薄になり、お歳暮の習慣も激減しましたが、決して1人の力で1年を無事過ごせた訳ではないでしょう。365日の間には様々な出来事があり、助けてもらったり支えてもらった事も少なからずあったはずです。こうした当たり前の日常に対する感謝の念を形に表すのがお歳暮、受け取る側も決して嫌な気持ちにはなりません。
贈る相手の年齢や性別、趣味嗜好を考えて、少しでも喜ばれる品選びがポイントです。
友人、兄弟間でのやり取りも友好関係を築く上でやり取りしても良いでしょう。
昨今は実にバラエティーに富んだギフトが登場しています。昔ながらのビールの詰め合わせでも良し、相手の好みに合わせてオリジナリティ溢れるギフトも喜ばれます。
pickup
充実した各種リーガルサービスを提供いたします。
最終更新日:2024/10/7